2002年
2002年1月13日 Ron Sexsmith の渋谷クアトロ公演のO.Aを務める。
満員の渋谷クラブクアトロ、まずは前座のウイリアムが登場する。このウイリアムは外国人でなく、日本人ひとりのユニット名である。まあ、コーネリアスみたいなものである。キーボードとギター&ベースの2人のサポートをつけて演奏している(普段は一人で弾き語りをやっているみたい)。1曲目はバッハのカノンに詞をつけたような美しい曲。詞はひらがなで書くような「きみ」と「ぼく」といういかにもの世界で、ひ弱で誠実そうなメガネ君が歌っているのでイメージそのまんまなんだけど、意外にも声に力がある。その声がひとつひとつ言葉を大事にしているので青臭いんだけども、素直に耳を傾ける気にさせる。それと、温かみのあるオルガンの音色がいい。彼はプロコル・ハルムとか絶対好きでしょう?あとは、くるりのフォークっぽいところが好きな人にもお勧めできる音楽だ。
下記ページより抜粋
「Ron Sexsmith @ Shibuya Quattro (13th Jan. '02) 捨てた後に残ったものの美」
http://smashingmag.com/tour/02tr/020113ronn.html
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