ファミカセ

僕はまさにファミコン世代だったのですが、

よく友達とカセットの貸し借りをしたものです。

それによってかなり人間関係を学びました。


まず、みんなからたくさん借りているのに借りていないとしらをきって自分のものにしてしまうやつがいました。

なるほど大人の世界でも消費者金融で借りて返せなくなって

踏み倒したり破産したりするやつもいますからね。

今で言うカリパクというやつですね。


それから、いらないカセットをお互いに交換するのもやっていたもんです。

それこそリサイクルの原理ではないですか。ブックオフなどの考え方にも通じるところがあります。


あと、たいていの家庭では一日1~2時間までという厳しい掟がありましたので自分の家でタイムリミットが終わってしまうと友達の家へ出かけてやらせてもらうなど、勉強にはまったく使わなかった知恵をそんなところに使っていたものです。


でも一度クラスの男子のほぼ全員が親に怒られてファミコンを取り上げられるという事件がありみんなで一致団結して自転車に乗り日が暮れるまでファミコンができる家を探し回ったのを覚えています。


でもなんだかんだいっても、田舎だったので外で遊ぶことのほうが圧倒的に多かったです。このような都会にすんでいると子供たちはどうやって遊んでいるのか心配になります。ザリガニ釣ったり、チャンバラやったりのびのび遊ぶのがいいですね